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私のシティプロモーション「みんなが小美玉ナビゲーター」

田村 美穂子

田村美穂子小美玉市小川でクリーニング業をしています。
本業とはまったく関係ありませんが、茨城空港応援大使として2年間、茨城空港と小美玉市のPR活動をしました。私は特に、茨城空港を利用して各就航地へ多くの方に行ってもらえるようなPR活動に力を入れてきました。かわいい制服を着て非日常になれる時は、大型テーマパークのキャストのようで、楽しみながらPR活動をしていました。任期終了後は茨城観光マイスターS級を取得し、小美玉コンシェルジュ( 観光PR大使) に応募して、再び同じような活動を再開。活動中に神戸市の方に「神戸に日帰りなんていわないで、ぜひ泊まってくださいよ」と言われたことが衝撃的でした。確かに、滞在時間を長くして、少しでも消費してもらわなければ、地元は潤えない。その意識の違いを痛感しました。しかしながら、自分自身が市内に関して細かいことにはほとんど無知であり、関係をもっているところが少ないことに気づきました。
どうしていいのかわからないけど、自分ができることを何かしようと、当時開催予定の全国ヨーグルトサミットを、“勝手にPR大使”として様々な場面で勝手にPR活動しました。ヨーグルトサミットは大成功で終了しましたが、ここからが本番と私は思いました。たくさんの人が小美玉市を知って訪れてくれ、興味関心をもってくれた。リピーターを作らなければ、小美玉ファンは増やせない。そこで、街歩きで写真を撮る企画“ローカルフォト ツアー”に参加してみました。私と同世代や若い人たちが多く参加し、カメラを片手に市民の方に取材に行き、それをまとめてSNSで発信をする。といったことから、いろいろな人と交流できて楽しくなりました。
小美玉市に訪れた人に、見所とそこにいる地元人をセットで紹介できると、人との交流も持てさらに楽しめるのではないかと感じました。ただこれは、私が今までやってきた観光PRとは違います。そんな時シティプロモーションというものを知り、ここで活用できる場があるのではと思い参加しました。どんな人に小美玉市を知ってもらい住んでもらいたいのか、理想となる人物を探したり、ペルソナから生まれるブランドストーリーを作り、その一部でも体験できるプランづくりをしていく。まさにこれです。
この街に住み続けたい、住んでみたい、訪れてみたいといったファンづくりをし、そのなかで「あなたのことが必要です」と言いあえる人に出会っていきたい。これからも、いろいろな形のPR活動をしていきたいと思います。