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チャレンジしたくなるまち

立原 陽子

立原陽子小美玉市に住み始めて6年。結婚を機に小美玉市に移住し、夫の仕事の映像制作をするようになりました。また、自宅で民泊を始め、国内、海外のお客様に利用していただいています。私にとって小美玉市は、新しい自分の始まりの場所です。
シティプロモーションでは、小美玉に暮らす人はもちろんですが、市の外に出て小美玉を愛してくれている人も地域の担い手となります。私は常陸太田市生まれ、那珂市育ちですが、20代は茨城を離れ、東京や横浜で働いていました。仕事で地元を出た経験、結婚で外から来た経験があるので、同じような立場の方の気持ちを理解し、どうアプローチすれば良いか考えられるのではないかと思っています。
私の経験ですが、地元を離れると地元が恋しくなり、好きだったことを思い浮かべては帰りたくなっていました。しかし、他の人に地元を自慢していたかというと、あまり記憶がありません。「何もないけど、人が温かくて居心地が良いんだよ」と言っていました。「何もない」とは、有名な観光地が無いこと。茨城県民はだいたい同じことを言いがちですよね。ではどうすれば自慢できるようになるか?一つの方法として、自慢できるネタ(情報)を形にして、人に伝えやすくすることが有効だと思います。『動画』はそのツールとして最適で、自分で観たり、人に観せた時に、イメージがとても伝わりやすいです。ご縁があって、小美玉市のプロモーション動画を制作させていただいていますが、この動画には外から来た私が驚いたこと、感動したことが、題材の一部になっていることがあります。小美玉に住んでいる人にとっては当たり前のことでも、自慢できることはたくさんあると思います。たった6年しか住んでいませんが、この動画制作を通して、私のシビックプライドはかなり高まりました。
私は小美玉市を、自己実現しようとする人が集まるパワースポットだと思っています。移住した当初は友達も知り合いもいませんでしたが、様々な活動をしていく中で、一人また一人と仲間が増えていきました。このメンバーもそうです。職業も年齢も性別も違うけど、出会ってからの時間が短いけど、考えている理想の未来が同じ方向だから、長年一緒にいる同級生よりも結束が固いのではないかと感じています。理想の未来に向け、プラスの議論をする場があることはとても心地良く、パワーをもらっています。これからもっと、どんな人に出会えるか、何が出来るかが楽しみです。